再生建築
- 既存住宅の劣化とその改善について
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住宅の劣化には、大きく「構造的に問題となるもの(耐震性能などに関わるもの)」とそれ以外のものがあります。わたしたちはとくに「構造的に問題となるもの」を重視し、専門的な視点からその診断を行います。またもちろん、その他の住宅の劣化(床の磨耗、内装材の汚れや色褪せ、水廻り設備等の劣化など)についても対応します。
- 劣化が問題となる部分
木造住宅の劣化現象として一番顕著なのは木材の腐朽によるもので、全て水が関わってきます。腐朽の原因としては屋根、外壁からの雨漏り、給排水設備からの漏水によるもの、浴室廻りの漏水によるもの、床下の湿気によるもの、外壁等の内部結露によるものなどがあります。
腐朽:浴室からの漏水で床下の木材が腐っている。普段見えないところで、こうした劣化が進むのが怖い- わたしたちが実施する劣化の診断と改善
残念ながら一般的なリフォーム業者やシロアリ業者は、腐朽やシロアリについての知識が乏しく、また問題を過大に評価したりするようです。とくに湿気てもいないのに、あまり効果がない床下換気扇を設置したり、逆にシロアリの活動を見落としたりする現場を頻繁に見かけます。
住宅の劣化を判断する場所としてもっとも重要になるのが「床下」です。床下にもぐって調査をすることでコンクリート基礎のひび割れなどの確認、土台、柱の腐朽の状態、筋交い、外壁の状態、シロアリ被害、設備からの漏水の有無などが確認できます。一方では、屋根や外壁の状態を確認し、雨漏りが生じていないかを判断します。状況が把握できたら、問題点をもっとも合理的に改善する改修内容を提案します。なお、シロアリ駆除が必要な場合は、極めて安全性の高いホウ酸を使った駆除を行います。
シロアリ:シロアリの被害を放置しておくと、構造材が食べられ、耐震性が極めて低下するおそれがある
